FreeBSD(1)
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FreeBSD
UCB(カリフォルニア大学バークレィ校)が開発したBSD系の主流派。Solarisに代表される商用UNIXで有名なSystem-V系と並び、UNIXワールドの片翼を担う「西の横綱」。
世界中の多くのWebサーバーで、OSとして使用されている。2002年2月現在の最新ヴァージョンはFreeBSD 4.5-RELEASE。
世界中の多くのWebサーバーで、OSとして使用されている。2002年2月現在の最新ヴァージョンはFreeBSD 4.5-RELEASE。
FreeBSDの入手
雑誌の付録などでCD-ROMを入手すると安価です。
既刊の書籍や雑誌の収録状況についてはこちらに情報があります。
* 余談 *
2002年1月30日にリリースされたFreeBSD 4.5-RELEASEは、月刊UNIX USER 4月号(ソフトバンク社刊)に収録される予定です。3月上旬に発売されますので要チェックです(笑)
その他、FTPのミラーサイトからも入手は可能ですので、ADSL回線をお持ちの方はこちらをご覧下さい。
既刊の書籍や雑誌の収録状況についてはこちらに情報があります。
* 余談 *
2002年1月30日にリリースされたFreeBSD 4.5-RELEASEは、月刊UNIX USER 4月号(ソフトバンク社刊)に収録される予定です。3月上旬に発売されますので要チェックです(笑)
その他、FTPのミラーサイトからも入手は可能ですので、ADSL回線をお持ちの方はこちらをご覧下さい。
ハードウェア
FreeBSDはIBM PC/AT互換機種(IBM社製品という意味ではありません)、NEC PC98シリーズなどにインストールできます。
マシン本体は、別に最新型のものでなくとも良いでしょう。街角の電器店では「PentiumIV 1.2GHz」なんてものも見かけるご時世ですが、もともと高性能なUNIX系OSに、そんな高スペックは必要ありません。
以下は、私が動作を確認したもので、快適に使用する為に必要な最低ライン(と思われる)の環境の情報です。コメントについては、多分に私の主観を述べているものです。
1) CPU = MMX Pentium (166MHz)以上
前世紀の遺物とも言うべきi386CPUですが、これにメモリ32MBという恐ろしい環境でも、FreeBSD4.4-RELEASEは快適に走っています。X11のWindow ManagerにGNOMEを使用するのであれば、特に問題は感じません。ただ、KDEを使用するにはややキツいという印象を受けます。
プロセッサにはPentium系を推奨する方もおられますが、AMDなどでも問題なく動きます。バージョンや動作クロックについては、通常の使用ならばPentiumII(400MHz)程度、TV-TunerやRealPlayerなどのマルチメディアを楽しむにはPentiumIII(550MHz)程度であれば良いと思われますので、旧式のマシンでも心配する必要はありません。
2) RAM = 32MB以上
上記に述べた内容と重複しますが、XのデスクトップにKDEを使用したい場合は64MBは欲しいです。
マルチメディア(特に動画)をスムースに動かすには、192MB程度を積んでおくのが望ましいと思います。
最近のマシンは128MB搭載が一般的ですが、マシンを新規に購入、特に中古品を購入する際には注意が必要です。と言うのは、2002年を迎えた頃からメモリの価格が高騰しており、後になって不足を感じても増設するのが経済的に難しくなってくるからです。
中古品については、通信販売を行っているお店もあります。一度覗いて見るのもいいでしょう。
3)Ether
LANで複数のマシンを接続する他、ADSLを利用する為にも必要なEthernet Boardですが、サポートされている製品についてはこちらの2.3.2 ネットワークカードの欄にリストがあります。
この中で、日本で入手が比較的やさしいものとしては、Realtek社製のRTL8129/8139チップを搭載したカードがcorega社から発売されており、コジマなどの量販店でも容易に入手できます。
また、IBM社製のPC-300シリーズなどに搭載されているIBM EtherJetは非常に便利です。
通常、小型のマシンにはPCIバス(EtherやSCSIなどの拡張カードを差し込むソケット)が2つというのが多く、ここにNIC(Network Interface Card = Ethernet Boardと同じ意味)を1枚差し込むとしたら、残りはあと1枚しか差し込めないことになります。あと1枚には、a) SCSIカード b) USBカード c) TV Tuner d) 56Kbpsモデム など、候補が目白押しです。
IBMのEtherJetはオンボード(マザーボードに直接搭載された拡張機能)ですので、他にちゃんとPCIバスは2枚分が確保できます。それは、あなたのマシンの拡張性を高くキープ出来ることを意味します。
4) Video Card
Video Cardはディスプレイ(モニタ)を動かすのに必要なカードで、多くの場合はオンボードされています。このカードのメーカーや型番は、XFree86(UNIXのGUI画面)をインストールして設定する際に重要なファクターとなりますので、予め調べておく必要があります。
これも多くのカードがサポートされており、XFree86のインストール時にリストの中から型番を選ぶようになっています。リストの中にカードの名前が発見できない場合に備えて、使用しているチップの名称も調べておけばベターです。
ただ、古いカードの中には、対応していないものや設定が特殊なものがあります。
例えば Trident社製 TGUI8xxx や SiS社製 5597/5598 などのカードを搭載している場合、XF86Setup(Xの設定を行なうGUIツール)が使えない、といった問題が起こります。
IBM社製の古いAptivaなどがこれを搭載していますので、ご購入の際には注意が必要です。こういうケースでは、/etcディレクトリにある"XF86Config"というファイルを編集する必要がありますので、初めての方には難しいでしょう。
また、マシンが製造された時期を目安に動作の可非を判断したくなるのも人情ですが、これは一概に述べるのは難しい部分もあります。おおむね1999年以降の製品ならば問題ないとは思いますが、これを保証する者は誰もおりませんし、もちろんそれ以前に製造された製品でも充分に動作するものは沢山あります。
ともあれ、このXFree86のインストールと設定はFreeBSDのインストール作業においての最大のヤマ場ですので、ここを上手に切り抜ける為にも、マシンに搭載されているカードの情報は詳しく調べておかねばなりません。
多くの場合、マシンの製造元のWeb Siteに行けば、製品の詳しい仕様が公開されています。そこで情報が得られなかった場合は、マシンのケースを開けて中を確認します。
確かに大変な作業ではありますが、ここで面倒がって適当に飛ばしてしまうと、後でもっと面倒な事態に陥るに違いありません。
5)Sound Card
音楽を始めとする、サウンド再生に必要なカードです。多くの場合、マシン購入時に予め挿入されていますので、メーカーと型番を調べておきましょう。
Crystal社製のCS423xなどが一般的なようですが、こちらの2.3.5に動作をサポートされたカードのリストがありますので参照して下さい。
このカードは無くても大勢には影響しませんが、あるに越したことはありません。KDEに標準で実装されているMIDIシンセサイザーなどを利用できると、FreeBSDを使う楽しみも倍増するからです。
6) モデム
ADSLやISDNは、地域によりサービス提供の可否があります。これらはEtherを介して接続するので最も楽な方法ですが、ダイアルアップで接続しなければならない場合、モデムが必要になります。
Ratoc社製のREX-PCI56などはLinuxに対応しており、FreeBSDにも流用できるでしょう。3Com社製の5605もサポートされています。
あと、Metricom社のRicochet GS Modemというのもありましたが、残念ながら同社は2001年7月に破産してしまいましたので・・・。
7)ハードディスクの空き容量
4.2GB程度のパーティションがあれば充分です。
FreeBSDをインストールしようとするマシンに既にWindowsが入っており、かつHDDがC,Dの2ドライブに分かれているなどの場合、そのDドライブの領域が4.2GB以上あれば、WindowsのCドライブを消すことなくFreeBSDがインストールできます。
マシン本体は、別に最新型のものでなくとも良いでしょう。街角の電器店では「PentiumIV 1.2GHz」なんてものも見かけるご時世ですが、もともと高性能なUNIX系OSに、そんな高スペックは必要ありません。
以下は、私が動作を確認したもので、快適に使用する為に必要な最低ライン(と思われる)の環境の情報です。コメントについては、多分に私の主観を述べているものです。
1) CPU = MMX Pentium (166MHz)以上
前世紀の遺物とも言うべきi386CPUですが、これにメモリ32MBという恐ろしい環境でも、FreeBSD4.4-RELEASEは快適に走っています。X11のWindow ManagerにGNOMEを使用するのであれば、特に問題は感じません。ただ、KDEを使用するにはややキツいという印象を受けます。
プロセッサにはPentium系を推奨する方もおられますが、AMDなどでも問題なく動きます。バージョンや動作クロックについては、通常の使用ならばPentiumII(400MHz)程度、TV-TunerやRealPlayerなどのマルチメディアを楽しむにはPentiumIII(550MHz)程度であれば良いと思われますので、旧式のマシンでも心配する必要はありません。
2) RAM = 32MB以上
上記に述べた内容と重複しますが、XのデスクトップにKDEを使用したい場合は64MBは欲しいです。
マルチメディア(特に動画)をスムースに動かすには、192MB程度を積んでおくのが望ましいと思います。
最近のマシンは128MB搭載が一般的ですが、マシンを新規に購入、特に中古品を購入する際には注意が必要です。と言うのは、2002年を迎えた頃からメモリの価格が高騰しており、後になって不足を感じても増設するのが経済的に難しくなってくるからです。
中古品については、通信販売を行っているお店もあります。一度覗いて見るのもいいでしょう。
3)Ether
LANで複数のマシンを接続する他、ADSLを利用する為にも必要なEthernet Boardですが、サポートされている製品についてはこちらの2.3.2 ネットワークカードの欄にリストがあります。
この中で、日本で入手が比較的やさしいものとしては、Realtek社製のRTL8129/8139チップを搭載したカードがcorega社から発売されており、コジマなどの量販店でも容易に入手できます。
また、IBM社製のPC-300シリーズなどに搭載されているIBM EtherJetは非常に便利です。
通常、小型のマシンにはPCIバス(EtherやSCSIなどの拡張カードを差し込むソケット)が2つというのが多く、ここにNIC(Network Interface Card = Ethernet Boardと同じ意味)を1枚差し込むとしたら、残りはあと1枚しか差し込めないことになります。あと1枚には、a) SCSIカード b) USBカード c) TV Tuner d) 56Kbpsモデム など、候補が目白押しです。
IBMのEtherJetはオンボード(マザーボードに直接搭載された拡張機能)ですので、他にちゃんとPCIバスは2枚分が確保できます。それは、あなたのマシンの拡張性を高くキープ出来ることを意味します。
4) Video Card
Video Cardはディスプレイ(モニタ)を動かすのに必要なカードで、多くの場合はオンボードされています。このカードのメーカーや型番は、XFree86(UNIXのGUI画面)をインストールして設定する際に重要なファクターとなりますので、予め調べておく必要があります。
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| XFree86によるGUI画面の1例(Window ManagerはKDE) |
これも多くのカードがサポートされており、XFree86のインストール時にリストの中から型番を選ぶようになっています。リストの中にカードの名前が発見できない場合に備えて、使用しているチップの名称も調べておけばベターです。
ただ、古いカードの中には、対応していないものや設定が特殊なものがあります。
例えば Trident社製 TGUI8xxx や SiS社製 5597/5598 などのカードを搭載している場合、XF86Setup(Xの設定を行なうGUIツール)が使えない、といった問題が起こります。
IBM社製の古いAptivaなどがこれを搭載していますので、ご購入の際には注意が必要です。こういうケースでは、/etcディレクトリにある"XF86Config"というファイルを編集する必要がありますので、初めての方には難しいでしょう。
また、マシンが製造された時期を目安に動作の可非を判断したくなるのも人情ですが、これは一概に述べるのは難しい部分もあります。おおむね1999年以降の製品ならば問題ないとは思いますが、これを保証する者は誰もおりませんし、もちろんそれ以前に製造された製品でも充分に動作するものは沢山あります。
ともあれ、このXFree86のインストールと設定はFreeBSDのインストール作業においての最大のヤマ場ですので、ここを上手に切り抜ける為にも、マシンに搭載されているカードの情報は詳しく調べておかねばなりません。
多くの場合、マシンの製造元のWeb Siteに行けば、製品の詳しい仕様が公開されています。そこで情報が得られなかった場合は、マシンのケースを開けて中を確認します。
確かに大変な作業ではありますが、ここで面倒がって適当に飛ばしてしまうと、後でもっと面倒な事態に陥るに違いありません。
5)Sound Card
音楽を始めとする、サウンド再生に必要なカードです。多くの場合、マシン購入時に予め挿入されていますので、メーカーと型番を調べておきましょう。
Crystal社製のCS423xなどが一般的なようですが、こちらの2.3.5に動作をサポートされたカードのリストがありますので参照して下さい。
このカードは無くても大勢には影響しませんが、あるに越したことはありません。KDEに標準で実装されているMIDIシンセサイザーなどを利用できると、FreeBSDを使う楽しみも倍増するからです。
6) モデム
ADSLやISDNは、地域によりサービス提供の可否があります。これらはEtherを介して接続するので最も楽な方法ですが、ダイアルアップで接続しなければならない場合、モデムが必要になります。
Ratoc社製のREX-PCI56などはLinuxに対応しており、FreeBSDにも流用できるでしょう。3Com社製の5605もサポートされています。
あと、Metricom社のRicochet GS Modemというのもありましたが、残念ながら同社は2001年7月に破産してしまいましたので・・・。
7)ハードディスクの空き容量
4.2GB程度のパーティションがあれば充分です。
FreeBSDをインストールしようとするマシンに既にWindowsが入っており、かつHDDがC,Dの2ドライブに分かれているなどの場合、そのDドライブの領域が4.2GB以上あれば、WindowsのCドライブを消すことなくFreeBSDがインストールできます。
インストールの準備
マシン本体とモニター(ディスプレイ)、各種拡張カードが用意できたら、インストールの準備にとりかかります。
ここで、それぞれのハードウェアに関する情報を整理して、紙に書いておくと良いでしょう。必要な情報をおさらいします。
マシン固有の情報を知るには、メーカーのWeb Siteで調べるなどの他に、BIOS画面で確認する方法もあります。BIOS画面とは、マシンの電源を入れて初期画面が表示された際に、F1キー(機種によってはDeleteキーの場合もあります)を押すことで表示される、マシン固有の初期設定画面のようなものです。
マシンを立ち上げた直後に、
などの表示が見られる筈ですので、そこで指示されたキーを押して下さい。
尚、ここで設定されている項目を書き換えるのは、正しい知識に基づいた確信をもって行う場合を除いては、決して行ってはいけません。誤って書き換えてしまったら、最悪の場合マシンが2度と立ち上がらなくなる危険があります。
もしも妙なところを触ってしまった場合は、Load Default Setting(デフォルトの設定に戻す)を選択してEnterするか、Exit without saving(保存しないで立ち去る)を選択してEnterして下さい。そうすることで、マシンは元あった設定を取り戻してくれるでしょう。
これらの作業が終了したら、こちらに目を通しておいて下さい。
書かれてあることがおおむね理解できたなら、インストールに取り掛かりましょう。
ここで、それぞれのハードウェアに関する情報を整理して、紙に書いておくと良いでしょう。必要な情報をおさらいします。
- Video Cardのメーカー名・型番
- Video Cardのチップセットのメーカー名・型番
- Video Ramの容量(BIOS画面で確認します)
- Sound Cardのメーカー名・型番
- Network Card(=Ether)のメーカー名・型番
- SCSIやUSBがPCIバスで拡張されている場合は、そのメーカー名・型番
- モニタのメーカー名・型番
- モニタの水平同期と垂直同期の周波数
- モニタのリフレッシュ・レート(わかれば)
マシン固有の情報を知るには、メーカーのWeb Siteで調べるなどの他に、BIOS画面で確認する方法もあります。BIOS画面とは、マシンの電源を入れて初期画面が表示された際に、F1キー(機種によってはDeleteキーの場合もあります)を押すことで表示される、マシン固有の初期設定画面のようなものです。
マシンを立ち上げた直後に、
Press F1 To Configure/Setup
などの表示が見られる筈ですので、そこで指示されたキーを押して下さい。
尚、ここで設定されている項目を書き換えるのは、正しい知識に基づいた確信をもって行う場合を除いては、決して行ってはいけません。誤って書き換えてしまったら、最悪の場合マシンが2度と立ち上がらなくなる危険があります。
もしも妙なところを触ってしまった場合は、Load Default Setting(デフォルトの設定に戻す)を選択してEnterするか、Exit without saving(保存しないで立ち去る)を選択してEnterして下さい。そうすることで、マシンは元あった設定を取り戻してくれるでしょう。
これらの作業が終了したら、こちらに目を通しておいて下さい。
書かれてあることがおおむね理解できたなら、インストールに取り掛かりましょう。
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