UNIXコマンド(2)
日常的な使用頻度が高い(と思われる)コマンドを抜粋。オプションの説明の有無も含め、取捨の基準は独断です。
ls → ファイルの一覧を表示する
主なオプション
-a ドットファイルも含めて表示 -l 詳細情報を表示 -r 降順にソートして表示 -L シンボリックリンクを取る使用方法
ls (-option) 対象ディレクトリ使用例
$ ls -l total 45 drwxr-xr-x 2 user bon 512 Jan 1 13:38 edit -rw-r--r-- 1 user bon 247 Jan 8 02:55 a.html
cat → ファイルの内容を出力する
主なオプション
-n 各行の先頭に行番号を付加する -s 連続した空白行を1行にまとめて出力使用方法
cat (-option) ファイル名 出力先使用例
$ cat hoge.html
hoge.htmlをSTDOUTに出力
$ cat hoge.dat > fuga.dat
hoge.datをfuga.datに上書き
$ cat hoge.dat >> fuga.dat
hoge.datをfuga.datの末尾に追加書き
$ cat a.dat b.dat > c.dat
a.datとb.datを結合してc.datを作成
touch → ファイルの更新日時を変更する
主なオプション
-t タイムスタンプを指定使用方法
touch (-option) 日時 ファイル名使用例
$ touch -t 200801010000.00 hoge.html
hoge.htmlの更新日時を2001年1月1日00:00:00に変更
日時を省略すると現在時刻になります。
対象ファイルが存在しない場合は新規作成されます。
rm → ファイルを削除する
主なオプション
-d 空のディレクトリを削除 -r ファイルごとディレクトリを削除 -i 削除する前に確認メッセージを表示する -f ファイルを強制的に削除使用方法
rm (-option) ファイル名使用例
$ rm hoge.html
hoge.htmlを削除
$ rm ho*
hoで始まるファイルを全て削除
$ rm *.gif
拡張子が.gifのファイルを全て削除
cp → ファイルを複製する
主なオプション
-R 再帰的にコピーする -p タイムスタンプや許可属性を変更しない使用方法
cp (-option) コピー元 コピー先使用例
$ cp hoge.html fuga.html
hoge.htmlをfuga.htmlにコピー
$ cp hoge.dat ..
hoge.htmlをひとつ上のディレクトリにコピー
mv → ファイルを移動する
主なオプション
-v ディレクトリ詳細を表示して移動 -f 同名ファイルがあっても強制的に上書き使用方法
mv (-option) ファイル名 移動先使用例
$ mv nyahaha.gif ..
nyahaha.gifをひとつ上のディレクトリに移動
$ mv hoge.dat fuga.dat
hoge.datをfuga.datに移動(名前が変わる)
cpと違い、元ファイルは消失します。
chmod → ファイルの許可属性を変更する
主なオプション
4000 セットユーザIDを設定
2000 セットグループIDを設定
1000 スティッキービットを設定
0400 オーナー権限読み取り許可
0200 オーナー権限書き込み許可
0100 オーナー権限実行許可
0040 グループ読み取り許可
0020 グループ書き込み許可
0010 グループ実行許可
0004 nobody読み取り許可
0002 nobody書き込み許可
0001 nobody実行許可
-R ディレクトリ内の全てのファイルに作用使用方法
chmod (-option) 属性 ファイル名使用例
$ chmod 0755 hoge.cgi
hoge.cgiの許可属性を0755に変更
許可属性の数字の意味(8進数4桁で表示)4000 セットユーザIDを設定
2000 セットグループIDを設定
1000 スティッキービットを設定
0400 オーナー権限読み取り許可
0200 オーナー権限書き込み許可
0100 オーナー権限実行許可
0040 グループ読み取り許可
0020 グループ書き込み許可
0010 グループ実行許可
0004 nobody読み取り許可
0002 nobody書き込み許可
0001 nobody実行許可
mkdir → ディレクトリ作成
使用方法
mkdir ディレクトリ名使用例
$ mkdir hoge
hogeディレクトリをひとつ下に作成
rmdir → ディレクトリ削除
rm -d と同じ働きをします。
tar → tar形式のアーカイブを作成/展開する
主なオプション
c アーカイブを新しく作成 x アーカイブを展開 u アーカイブ内の同名のファイルを新しいものだけ更新 r アーカイブの最後にファイルを追加 f 使用するデバイスを指定(デフォルトは/dev/rmt0) z gzipアーカイブを作成/展開 v 処理したファイルの一覧を出力使用方法
tar (option) ファイル名使用例
$ tar zxvf hoge.tar.gz
hoge.tar.gzをカレントディレクトリに展開
$ tar zcvf fuga.tar.gz fuga
fugaディレクトリをアーカイブしてfuga.tar.gzを作成
unzip → zip形式のアーカイブを展開する
主なオプション
-d 展開先のディレクトリを指定 -l 展開前に中身を確認する使用方法
unzip (-option) ファイル名 unzip (-option) ファイル名 -d ディレクトリ名使用例
$ unzip hoge.zip
hoge.zipをカレントディレクトリに展開
$ unzip hoge.zip -d fuga
hoge.zipをfugaディレクトリに展開
lha → lzh形式のアーカイブを調べる
主なオプション
-x カレントディレクトリに展開 -e カレントディレクトリに展開 -ei アーカイブ内のディレクトリ構造を無視して展開 -a ディレクトリを圧縮してlzhファイルを作成 -d アーカイブから指定のファイルを削除 -u アーカイブを構成するファイルを更新 -t CRC値を再計算して損傷を確認 -w 指定ディレクトリに展開使用方法
lha (-option) ファイル名 ディレクトリ名使用例
$ lha hoge.lzh
hoge.lzhの中身を確認する
$ lha -a hoge.lzh fuga
fugaを圧縮してhoge.lzhを作成
du → ディスク使用量を計算する
主なオプション
-k 表示をキロバイト単位に換算 -s 合計値のみをブロックで表示 -h 表示に各単位を付加使用方法
du (-option) 起点ディレクトリ使用例
$ du html
/html以下の使用量をブロック数で表示
1ブロック=512byteです。
convert → 画像の形式を変換する
主なオプション
-adjoin アニメーション画像を生成使用方法
convert (-option) 元画像 変換先使用例
$ convert hoge.jpg hoge.gif
hoge.jpgをGIF形式に変換
$ convert -adjoin 1.gif 2.gif 3.gif
1.gifと2.gifを合成して3.gifを生成
identify → 画像の情報を得る
主なオプション
-verbose 詳細情報を得る使用方法
identify (-option) 画像名使用例
$ identify hoge.gif
hoge.gifのサイズや形式などを得る
cd → カレントディレクトリを移動する
使用方法
cd 移動先使用例
$ cd ..
ひとつ上のディレクトリへ移動する
fetch → http/ftpダウンローダー
主なオプション
-o 取得したファイルの保存先を指定 -a 失敗時に自動的に再試行する使用方法
fetch (-option) URL使用例
$ fetch http://hoge.com/a.html
hoge.comのa.htmlを取得する
$ fetch -o fuga.txt http://hoge.com/a.txt
a.txtをfuga.txtに保存
wget → 再帰的ダウンローダー
主なオプション
-r ディレクトリ以下を再帰的に取得 -l 再帰的に取得する深度を指定(デフォルトは5) -L 絶対リンクを無視する -nv 寡黙になる -N ローカルの同名ファイルとタイムスタンプを比較して、新しければ取得する -nc ローカルに同じファイル名があれば取得しない -nd ディレクトリを作成しない使用方法
wget (-option) URL使用例
$ wget -r http://hoge.com/
hoge.comのファイルを5深度まで取得する
$ wget -r -N -nv ftp://ftp.freebsd.org/
ftp.freebsd.orgの更新されたファイルを全て取得する
which → コマンドファイルの位置を調べる
使用方法
which コマンド名使用例
$ which perl
/usr/local/bin/perlなどと返します
パスが通っていないコマンドは返しません。「何も返さないから使えない」は早計です。
locate → ファイルを検索する
使用方法
locateは、/var/dbにあるデータベースから情報を検索します。
検索文字の指定に注意しないと、検索結果が膨大な量になります。
locate 文字列使用例
$ locate lha
/lha/を含むファイルの位置を検索して返す
上記を実行すると、
/usr/home/bonmee/elhand.html /usr/home2/achapo/feelhang.htm /usr/local/bin/lhaといった感じのリストを返します。
locateは、/var/dbにあるデータベースから情報を検索します。
検索文字の指定に注意しないと、検索結果が膨大な量になります。
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